吉次園はこだわり抜いた栽培法で
おいしい果物を育てています。

熊本生まれの超希少品種で極甘のいちご「紅あやね」や高級白ぶどう「ロザリオ・ビアンコ」、赤ぶどうの最高峰「紅瑞宝」、みんな大好き「種無し巨峰」など多品種のぶどう、熊本オリジナルみかん「豊福」「肥のあけぼの」ばぢ、自分たちで栽培したこだわりのフルーツを販売しています。

日本一の生産量を誇る「植木すいか」の町

吉次園がある熊本市の植木町は、すいかの生産量で日本一を誇り、「植木すいか」は全国に広く知られています。そんな植木町ですが、すいかだけでなく、様々なフルーツが豊富にそろう土地でもあります。吉次園（きちじえん）は、ぶどう、りんご、なし、みかん、いちごなどの、直売および観光農園を営む農業生産法人です。

昼夜間の温度差が大きい山間部で栽培した糖度の高い吉次園の果物

「熊本市の北西部に広がる金峰山連峰の一つ、三ノ岳（標高681m）の中腹に吉次園は位置しています。果物は昼夜間の温度差が大きい山間部で栽培した方が糖度もより高く美味しいといわれています。また、傾斜のため水はけがよく、根が必要以上に水分を吸収しなくて済みます。さらには、地形上霜が降りることが少ないのですが、冷害に合わずに生育できます。
吉次園の周辺には90ヘクタール（東京ドーム20個分以上）を超える広大なみかん畑が広がり、熊本みかんの一大産地となっています。

【吉次園の歴史】

初代の前田卯一の想いを引き継ぎながら、
新たに進化をとげる吉次園

太平洋戦争から生還した後、農業を始めた初代の前田卯一（ういち）は当初、米やタバコ、すいかや野菜を中心に栽培していました。1960年代に入り、みかんの価格が全国的に高かったことから、三ノ岳周辺地域で組合をつくり、植木町でもみかんを栽培する話が浮上してきました。

思わぬ話でしたが、これが転機となり、卯一はみかん栽培を開始することを決意します。

その後、1966年から組合員の一人として、三ノ岳中腹の開墾を開始。開墾が終わり、みかんの苗木を植えたのは3年後の1969年のことでした。

当時、卯一によって植えられたみかんの木は、現在も吉次園のハウスみかんとして沢山の実を実らせています。

2代目から3代目へ・・・

1989年、初代から農業を引き継ぎ、ぶどう、りんごの栽培も開始していた2代目 前田公明（こうめい）が観光農園の営業を開始。これが「吉次園」としての始まりです。

吉次園の名前は、国内最後の内線「西南戦争」の激戦地となった吉次峠（きちじとうげ）が近くにあることから付けられました（同じく西南戦争で有名な「田原坂」も植木町にあります）。

2006年　3代目として前田正明と前田大全が就農し、いちご栽培を開始。

2007年　法人化し、株式会社 吉次園を設立。

法人設立後は、栽培面積を増やすと同時にスタッフも増やし生産規模を拡大し続けてきました。

2015年　直売所とカフェを新設。

2017年　前田正明が代表に就任し、柿、ブルーベリー、栗の栽培も開始。

2022年　フルーツを活かしたプリン専門店「熊本プリン」オープン

これからも吉次園は歩みを止めることはありません。

自分たちで育てた果物を
直接お客様へお届けしています!!

直売、そして観光農園である理由。

この地を開墾を開始して60年以上、また吉次園を開始してから30年以上が経ちました。 私たちは、直売、観光農園といった形で、自分たちで育てた果物を直接お客様にお届けしています。そのおかげで、目の前でお客様の喜んでくださる姿を拝見し、また、その声を伺うことができます。そして、その経験を栽培や農園づくりに活かしてきました。

熊本から全国へ。

それはお客様の顔の見えないインターネットショップであっても変わりはありません。

お電話やメールでお話させていただき、いつもお客様のことを考えながら、商品をお届けしています。そして、「美味しかったよ。相手にも喜ばれたよ。」というお言葉をお客様の声として頂くことが出来ます。

そんな言葉が、私たちにとっての心の糧となり、より魅力的な果物を作りたいという熱意の源となっています。

私たちが、真心こめて育てた果物たちをお届けいたします。

吉次園の果物のもつ魅力を是非味わってみてください。